布ナプキンと布おむつの共通点.エコ.1
使い捨ての便利さはみなさんも知っていると思います。捨てれば終わりだから。
でもその大量のゴミは一体どうなるのでしょうか。ゴミの分別は自治体によって異なりますがほとんどの地域の方は可燃ごみの日に捨てていると思います。ナプキンの場合、外から見えないように、不透明な袋にいれたり、おむつは毎日でるものなので量も相当なものです。
それらが焼却処分されるときにダイオキシンが発生する大問題をかかえています。埋め立て処分の場合、分解に数百年かかるといわれていますし、リサイクルもできません。
しかも、紙ナプキンは女性が閉経まで(40年間として)に使用する枚数は1人あたり約1万枚。紙おむつはおむつはずれまで(約3年間)に出すゴミの重さは1人なんと2tと言われています。1人あたりの数字なので、国内だけの話でも全体の数はすごいことになるのがおわかりいただけると思います。
便利だから、手軽だから、とついつい使ってしまう使い捨てのものたちは、皆さんが捨てた後も、問題を抱えて存在しているのです。
全てを急に使い捨てではない布ナプキンや布おむつに替えることは抵抗があると思います。例えば、家で過ごす日だけ、お洗濯を気にしなくていい晴れた日だけなど、少し自分の生活の中に取り入れてみることで、ゴミの量を減らせることができます。
環境に少し目をむけることで、大切な家族や自分自身を守ることができますよ。