■小学生の娘も愛用しています。
布ナプを使い始めたキッカケは、小学生の長女の生理でした。
からだが大きい彼女は、小学4年生の終わり頃に早くも生理が始まりました。
当然のようにケミナプを使い始めたワケですが、毎回おしりのかゆみとかぶれに悩まされました。
生理の周期も定まらず、やっと肌荒れが治ったのに、また生理が‥‥という状態でした。
私も同じような辛さを長年経験してきましたが、仕方が無いと諦めてずっと我慢してきました。
でも、掻きむしって血の滲んだ娘の柔らかなお尻を見て、「何とかせねば!」とハハは決意したのです。
そんな時、病院の本棚に布ナプの本を見つけました。
私は営業職だし、娘はまだ小学生だし、揃って初心者だし、一体型が向いているようでしたが、娘が気に入ったデザインが交換型でした。
毎日ちゃんと自分で予洗いできる?学校のトイレで落とさない?ビニールに包んで持って帰ってくるんだよ、などなど‥
心配ばかりが先に立ちましたが、”好き”が第一、無理なら全部私が使えばいいか‥という気持ちで注文しました。
「お母さ〜ん、気持ちいいね〜」
「ほんとね〜」
この穏やかな会話は、同じ時期に生理になった母と娘の会話です。
「ウン十年もガマンしてきたのがアホらしい‥」と私。
「私は幸せ者なんだなあ」と娘。
私の心配は大ハズレ。
血液の色や量の変化をみて炭酸ソーダの量を工夫したり、エッセンシャルオイルでちょっとオトナ気分に浸ったり、毎晩の予洗いを楽しくやってます。
小学校でも「チョ〜快適!お尻かゆいのガマンしなくていいんだも〜ん!」だそうです。
娘「たくさん血が出るから重ねて使ってるの。大きいのがもう少し欲しいな」
ハハ「この前、一体型の大きいの買ったじゃん。それはどうなの?」
娘「あれは少ない時の長時間用。量が多い時は折って使うタイプのほうがピッタリして漏れない。」
ハハ「へ〜そうなんだ!それじゃ、どのデザインにする?」
楽しそうな私たちを見て、
「生理になるのが楽しみ〜」とつぶやく次女、現在小学3年生です。
「私が大きくなって生理が始まったら、私にもカワイイのをいろいろ買ってよ!」って。
お姉ちゃんの生理を見て、以前は「生理になんてなりたくない!女なんて嫌だ!!」と思っていたそうです。
生理中の長女の様子がどれだけ変わったか、良くわかりますね〜^^
布ナプは身体的なコトばかりでなく、精神的なコトも大きな変化をもたらしてくれました。
殊に娘は、自然に様々なことを学んでいるように感じます。
自分のカラダに興味を持つこと、使い捨てでなく使い込むこと、そこから生まれる愛着、いとおしむ心‥‥等など
何というか、手間を楽しみながら穏やかに過ごす長女をみていると、「平和だな〜」と安心できるのです。
布なぷきんは決して時期尚早ではなかったと思います。
むしろ、素直で好奇心旺盛な小学生のうちに始めることができて本当に良かったと思います。